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2003年6月25日

パーソナルメディア株式会社
〒142-0051 東京都品川区平塚1-7-7 MYビル
TEL.03-5702-7858 FAX.03-5702-7857
E-mail:te-sales@personal-media.co.jp
http://www.personal-media.co.jp/te/


SH-4版T-Engine開発キットを発売開始



パーソナルメディア株式会社(代表取締役:泉名達也、本社:東京、電話番号03-5702-7858、資本金1,000万円)は、ユビキタス時代の標準開発プラットフォーム「T-Engine(ティーエンジン)」のラインナップをさらに拡充し、日立製作所(現:ルネサステクノロジ)の開発したSH-4アーキテクチャのCPUコアである「SH7751R」を搭載した製品として、「T-Engine/SH7751R開発キット」を6月25日より発売いたします。本製品の標準価格は195,000円(税別)で、パーソナルメディアからの通信販売にてお求めいただくことができます。

「T-Engine」はあらゆるモノにコンピュータが入り、それらがネットワークで接続され、互いに協調動作して私たちに利便性や安全性、快適性を与える「ユビキタス・コンピューティング環境」を実現するために、さまざまな組み込み機器の開発を効率化・標準化するためのプロジェクトです。2002年6月に22社で始まり、2003年6月現在では170社以上もの企業や団体が参加する「T-Engineフォーラム(会長坂村健・東京大学教授/YRPユビキタス・ネットワーキング研究所所長)」が中心となって活動しています。

今回ラインナップに加わった「T-Engine/SH7751R開発キット」は、昨年8月の発売開始以来、すでに数百社を越える機器メーカーにご採用いただいているT-Engineボードの最新版です。標準T-Engineボード(CPUボード)のほか、LCDボード、リアルタイムOS「T-Kernel」、開発用基本ミドルウェア、GNU開発環境、仕様書などのドキュメント類が含まれており、本キットと開発用のPC(Linux搭載機など)をご用意いただくだけで、T-Engine 上のミドルウェアやアプリケーションの開発が可能です。本製品の発売により、パーソナルメディアが発売する「T-Engine開発キット」は、標準T-Engineが5機種(SH3-DSP,SH4,ARM720,ARM920,VR5500)、μT-Engineが2機種(M32R,VR4131)の合わせて7機種となりました。

パーソナルメディアでは各種CPUを搭載したT-Engine開発キットの発売やT-Engine用ミドルウェアのご提供、T-Kernelの移植やサポートサービス、T-Engineを用いたトータルソリューションのご提供などにより、今後も積極的にT-Engine関連ビジネスを推進し、ユビキタス機器の開発効率向上に貢献したいと考えております。

なお「T-Engine/SH7751R開発キット」は、7月9日(水)より11日(金)まで東京ビッグサイトで開催される第6回組込みシステム開発技術展「ESEC」のT-Engineフォーラムブース(小間番号14-21、ユビキタス・ネットワーキングゾーン内)に展示される予定です。

◇写真
T-Engine/SH7751R開発キットの外観 [51Kバイト]

 
◇補足資料

表1.「T-Engine/SH7751R開発キット」のハードウェア仕様

 CPU SH7751R(SH-4コア,240MHz)
 フラッシュメモリ 8Mバイト
 SDRAM 64Mバイト
 LCD TFTカラー240×320ドット、タッチパネル、キーSW×3個
 入出力I/F USB(Host)、PCMCIAカード、シリアル、eTRONチップ、ヘッドフォン出力、マイク入力、LCD I/F、赤外線リモコン、タブレットI/F、拡張バスI/F
 その他の機能 RTC
 電源 ACアダプタ

 外形寸法 CPUボード: 120mm×75mm(突起物を除く)
LCDボード: 120mm×75mm
デバッグボード: 101mm×75mm

 オプション(発売予定)
  • LANボード

 

表2.「T-Engine/SH7751R開発キット」に添付されるソフトウェア

【T-Engineのターゲット用】
  • T-Monitor
  • T-Kernel
    T-Kernel/OS (Operating System), T-Kernel/SM (System Manager),T-Kernel/DS (Debugger Support)
  • 開発用基本ミドルウェア
    ファイル管理機能、CLI(コマンドラインインタプリタ)
  • PCカードマネージャ(バスドライバ)、USBマネージャ(バスドライバ)
  • デバイスドライバ: ソースプログラム付
    時計(RTC)、コンソール(シリアル)、スクリーン(LCD)、システムディスク(ATA,CFカード、USB)、KB/PD(キーボード、タッチパネル、マウス)
  • サンプルアプリケーション: ソースプログラム付
    簡易ディスク区画作成(hdpart)、ディスクフォーマット(format)、ファイルの内容比較(cmp)、ディスクダンプ(dd)、簡易行エディタ(ed)

【開発マシン用】
  • GNU開発環境: ソースプログラム付
    PC-Linux上で動作するGNUベースの開発環境(ソースデバッガgdbを含む)

 オプション(発売予定)
  • PMC T-Shell/SH7751R開発キット

 
◇ご注文
パーソナルメディアからの通信販売

TRONは“The Real-time Operating system Nucleus”の略称です。
TRON, BTRON, ITRON, eTRON, T-Engine, μT-Engine, T-Monitor, T-Kernel はコンピュータの仕様に対する名称であり、特定の商品を指すものではありません。
その他の商品名などは各社の商標または登録商標です。
本資料に記載された製品の仕様、外観イメージ、価格などは、発表日現在のものです。最終的に販売される製品では、変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。ご購入の際は、最新情報をご確認ください。

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