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◇T-Engineセミナー

2006年5月10日

パーソナルメディア株式会社
〒141-0022 東京都品川区東五反田1-2-33 白雉子ビル
TEL.03-5475-2185 FAX.03-5475-2186
E-mail:te-sales@personal-media.co.jp
http://www.t-engine4u.com/


T-Engine関連セミナーのカリキュラムを一新
 
〜 実習を増やすとともに学習目標や前提知識にETSSのスキルレベルを明記 〜

 

パーソナルメディア株式会社(代表取締役:泉名達也、本社:東京都品川区、電話:03-5475-2185、資本金1,000万円)は、組込みシステム開発の標準プラットフォームであるT-Engine(*1)関連セミナーのカリキュラムを一新し、受講者の方からご要望の多かった実習の時間を増やすとともに、学習目標や前提知識にETSSのスキルレベルを明記するようにいたします。

組込みシステムを短期間に効率よく開発するためには、ハードウェアの開発効率を高めるばかりではなく、その上で動作するソフトウェアの開発効率を高める必要があります。しかし組込みシステムの開発に必要な開発者の数は数万人規模で不足しているとも言われており、こうした問題を解決するために開発者向けの教育を充実させることが求められています。

今回、パーソナルメディアではT-Engineセミナーのカリキュラムを一新するにあたり、受講者の前提知識や、受講により修得できる技術について、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のソフトウェア・エンジニアリング・センター(SEC)が策定した組込みスキル標準「ETSS (Embedded Technology Skill Standards)」のレベルを明記いたしました。ETSSのスキルレベルを用いることで、組込みソフトウェアの開発に従事する開発者のスキルを体系だてて整理し、技量の可視化ができるようになります。

パーソナルメディアのT-Engineセミナーでは、プロセスベース(*2)でのプログラミングをカリキュラムに入れた2種類のセミナーを実施しています。

【T-Engine導入実習セミナー】1日講習:Aコース52,500円、Bコース57,750円
これからT-Engineを利用して組込みソフトウェアの開発をはじめる入門者向けセミナーです。実習用のT-Engine開発キットや開発用ノートPCを受講者ご自身でご用意いただくAコースのほか、これらの貸し出しを行うBコースもあります。
【T-Engineエキスパートセミナー】1日講習:Aコース52,500円、Bコース57,750円
T-Kernel上でデバイスドライバの開発をされたり、ミドルウェアの開発を担当される方を対象に、実践的な内容をご紹介するセミナーです。6月開催分からは実習付きのコースとなります。こちらも機材を受講者ご自身でご用意いただくAコースと、貸し出し付きのBコースがあります。

これらのコースの詳細はパーソナルメディアのT-Engineビジネスのポータルサイトである http://www.t-engine4u.com/ でご紹介しております。受講される際は、当社営業部へ直接お申し込みいただくほか、提携先の富士通ラーニングメディア(http://jp.fujitsu.com/group/flm/)経由でお申し込みいただくこともできます。

パーソナルメディアでは今後も積極的にT-Engine関連ビジネスを推進し、ユビキタス機器の開発効率向上に貢献していく予定です。

  (*1) T-Engineとは
「T-Engine」はあらゆるモノにコンピュータが入り、それらがネットワークで接続され、互いに協調動作して私たちに利便性や安全性、快適性を与える「ユビキタス・コンピューティング環境」を実現するために、さまざまな組込み機器の開発を効率化・標準化するためのプロジェクトです。2002年6月に22社で始まり、2006年5月現在では約500社もの企業や団体が参加する「T-Engineフォーラム(会長坂村健・東京大学教授/YRPユビキタス・ネットワーキング研究所所長)」が中心となって活動しています。
     
  (*2) プロセスベースとは
「T-Engine」の標準OSであるT-Kernelには、従来のITRONに相当するプログラムをメモリ内で静的に配置する「T-Kernelベース」と呼ばれるプログラミングスタイルがあります。これに加えて、T-Engineプロジェクトでは「ミドルウェアの流通」を促進するために、プログラムのモジュール化に有用な「プロセスベース」と呼ばれるプログラミングスタイルを用意しています。プロセスベースに対応したプログラムを利用することで、開発済みのミドルウェアの再利用が容易になり、最終製品の開発期間やコストの短縮を実現しやすくなります。

 

TRON は "The Real-time Operating system Nucleus" の略称です。
TRON, BTRON, ITRON, eTRON, T-Engine,μT-Engine, T-Monitor, T-Kernel はコンピュータの仕様に対する名称であり、特定の商品を指すものではありません。
その他の商品名などは各社の商標または登録商標です。
表示の価格は税込みです。
本資料に記載された製品の仕様、外観イメージ、価格などは、発表日現在のものです。最終的に販売される製品では、変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。ご購入の際は、最新情報をご確認ください。

以上

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