海外での書評

「今年のお気に入り本」の1冊(2020年)
▶「Barack Obama's Favorite Books of 2020」

――バラク・オバマ(米元大統領)


ビル・ゲイツのブログ記事

「2022年夏に読むべき5冊」のうちの1冊
「私は昨年、多くの人々にこの小説を読むべきだと言われた。そこで手に取ってみると、とてもすばらしい内容だった。物語はとても複雑で要約するのは難しいが、ロビンスンは刺激的で魅力的な物語を提示している。ここには、今後何十年にもわたり有効な地球規模の魅力的なアイデアと人物たちで満ちあふれている」
「The Ministry for the Futureは最高の読み物だ。ロビンスンは、この危機の緊急性を斬新な方法で提示することで、読者に何かできるはずだという希望を抱かせる小説を書いた。私たちの地球の物語の次の章は今もなお書かれていて、結末は私たち次第なのだ」
▶「ビル・ゲイツが薦める、この夏に読むべき5冊」(Business Insider Japan)
▶「ビル・ゲイツ、この夏のおすすめはこの5冊」(Forbes Japan)

――ビル・ゲイツ(Microsoft共同創業者)

「見事だ」

――New Yorker誌

「傑作」

――Times誌


「冷静で先見性のある楽観主義」

――Guardian紙

「今まで読んだSFノンフィクション小説の中で最高傑作」

――ジョナサン・レセム(小説家・エッセイスト)

「もし私が各国の政治家や国民に今年1冊だけ本を読んでもらえるとしたら、それはキム・スタンリー・ロビンスンの『The Ministry for the Future』だ」

――エズラ・クライン(ジャーナリスト、ニュースサイトVox共同設立者)

「ベストセラー作家のロビンスンが再び気候変動に正面から取り組み、崩壊へと向かう近未来の地球を、勇気と人間味あふれる視点で描いた作品。ロビンスンは、環境危機と地球工学プロジェクトの現実的な詳細を見事に統合し、災害に直面しても協力し合える人類の能力を広範囲かつ楽観的に描いている。この心のこもったハードSF 作品は、地球の未来を憂うすべての人々にとって必読の書である」

――Publishers Weekly 誌(高評価レビュー)

「現代における最大の難題を克服するために、私たちがどのように団結できるのかについて、刺激的なビジョンを提示している小説」

――TED.com

「ロビンスンの読者はすでに多くいるが、この本が広く読まれて、彼の読者がさらに桁違いに増えることを期待したい。なぜなら、彼の作品の本質は想像力を刺激することにあるのだから」

――New York Review of Books

「先見の明があるSF作家 キム・スタンリー・ロビンスンは、量的緩和によって惑星の破滅を回避する方法を提唱している」

――Bloomberg Green

「私たちの地球が直面する課題について、その広大な規模だけでなく、人間の個々の親密な瞬間も含めて、息を呑むような光景を表現している」

――Booklist(高評価レビュー)

「フィクションというより、私たちの未来を覗き見しているように感じられる、深みのある現実世界」

――New Scientist(科学技術誌)

「ロビンスンは、登場人物たちと物語の流れをシームレスに結合している。この上ないほど楽しい読書体験」

――SciFiNow(SF、ホラー、ファンタジー小説サイト)

「ロビンスンの文章は、彼の書くパラグラフのどれもが、この本を原作とする映画に登場するのではないかと想像させるほど刺激的なものだ。思慮深くて、革新的、読み出したらやめられない本」

――STARBURST(SF小説サイト)

「『The Ministry for the Future』は、まるでゴングを打つ木槌のように、1年を通して反響している。恐ろしく、容赦がないが、最終的には希望を抱かせる。ロビンスンは私の生涯におけるSF 作家であり、これは彼の最高傑作の一つである。私の今年の一冊だ」

――Locus(SF、ファンタジー小説サイト)

「今年、私に大きな衝撃を与えた本がキム・スタンリー・ロビンスンの『The Ministry for the Future』だった。それは、気候変動、そして、手遅れになる前に流れを変えようとする人類の努力を描いた壮大な叙事詩だ」

――Polygon(Best of the Year)(インターネットカルチャーサイト)